生活とあそびと療育は隣同士

保育も、療育も、隣同士。

全部含めて、豊かな生活ってこと。

小さな積み重ねを大事にしています。

みどりの保育

児童の心身を観察し、あそびを通して、豊かな毎日を支えます。また環境調整や環境設定に力を注ぎ、指導や強要ではなく、児童の主体的な姿、個々の存在を認め合いながら、心と身体の発達を保障し続けていきます。

みどりの療育

個別、集団の療育を専門職が行います。児童の課題と向き合うことは必要ですが、それ以上に児童の長所を認め、支える役割を担っていきます。児童にとって療育者と共に過ごす時間が、心地良い。そんな療育を行っています。

自由の相互承認

民主主義社会の根本原理について、ヘーゲルは「自由の相互承認」と言っています。 「お互いを対等で『自由』な存在として認め合うことをルールとした社会を作ること以外に、自由に平和に生きる術はない」

お互いが肯定的な関わりの上で成り立つ関係性を積み重ねます。

児童同士、児童とスタッフ。それぞれが自由を認め合うために必要な対話を積み重ねていきます。


みどりの一日

色んな児童が来所してくれます。それぞれが1日の1時間の、1分の使い方を選び、決めることを保障しております。個別の療育も、本人と話し合いながら、義務や強制ではなく、好意的に療育と向き合ってもらうためのアプローチをします。本人がしたくない場合は理由を尋ね、お互いが納得できるような形で物事を進めていく経験をしていきます。

みんな違うということを、生活の中に染み込ませてくためには、時間通りや絶対にしないといけない活動を組み込まないことで、それぞれがそれぞれの生きている時間を大切に認め合えると考えております。

子どもはいつも元気。というのは大人の勝手な決めつけです。どうしてもゴロゴロしたかったり、誰かに話を聞いてもらいたかったり、誰とも関わりたくない日が当然あります。

このモヤモヤやイライラ、悲しさや辛さと、真剣に向き合い解消したり、切り替えたりすることで、自分のことについて考える時間ができたり、感情と向き合うことができるようになる。

そういう一日を大切に扱える場所でありたいと思っています。

決まっていないと不安

自身の言動を抑え込み、時間通り動くということに重点を置くことと、本人の選択と決定で自身の言動と時間をコントロールすること。

どちらが自律していると思いますか。

幼少期に求められる時間は、自分と向き合い、多様な人との関わりの中でお互いを認め合うことです。

決められた言動ではなく、お互いを尊重し合う言動を積み重ねられるよう、決まっていないことを楽しめるようになっていけたらと思っています。